お彼岸のお布施の相場!書き方も解説します
秋分の日をはさんで前後3日、
この合計7日間は秋のお彼岸です。
昔から暑さ寒さも彼岸まで、
と言われていますが、
春分の日と秋分の日は季節の変わり目であり、
同時に故人を偲び、
供養する節目の日でもあります。
お仏壇にお経をあげてもらうために
お坊さんを呼ぶ方、
あるいはお寺の合同法要に参加する方など
ご家庭によって様々あるかと思いますが、
その際のお布施は一体
おいくら包むべきでしょうか?
お彼岸のお布施はいくら包む?
お寺で行われる合同のお彼岸法要では、
お布施の相場は
3,000円~1万円程度のようです。
お付き合いや地域、
あるいはお家の方針次第では
1万円以上包むこともあるようですが、
それが常識!という額ではない模様。
また、個別法要の場合には
3万~5万円程度
包まれることもあるようです。
こちらの額もあくまで目安なので、
参考程度になさってください。
ご自宅にお坊さんを招く場合は、
お車代として3,000円~5,000円ほど
距離に応じて別途包んでお渡しします。
また、午前中に来ていただくよう依頼した場合、
「御前代」として
2,000円前後お渡しする習慣も
あるのだとか。
この辺りはその家庭・
その地域の習慣がありますので、
身近な方の意見を優先して採用してください。
知人に同じ檀家さんがいると心強いですね。
初盆とは違い、初めて迎える初彼岸の際でも
通常のお彼岸法要の相場で考えて大丈夫です。
因みにお供えも、通常のお彼岸と同じです。
仏壇やお墓をキレイにした後、お花や果物、
ぼたもち(おはぎ)や故人の好物をお供えします。
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袋の選び方と封筒の書き方
お布施をいれる袋ですが、
無地の白い封筒を用いるのが一般的です。
郵便番号などが書いてない物を選びましょう。
また、二重になっているものは
「不幸が重なる」といわれ、
避けた方が良いとされています。
【出典 http://www.xn--t8jt42gqtkcqhl9i.com/entry5.html】
表書きの書き方は図のように「御布施 ○○家」
または依頼主のフルネームを
真ん中に縦書きで書きます。
そして裏面の下の方に金額を横書きで記入。
こちらは算用数字で構いません。
【出典 http://potetomato.com/295.html】
前述のとおり
お経を読みに来ていただいた場合には
「お車代」あるいは「御車代料」、
卒塔婆お願いする場合は「御塔婆料」と、
それぞれ記載します。
お彼岸にお呼ばれした際の封筒の書き方
さて、お寺さんへお渡しする
封筒について書きましたが、
お彼岸に呼ばれ、
ご家庭のお仏壇へお供えする際の
封筒はどうしたらいいでしょう。
お呼ばれして、
あるいはご挨拶で故人のお宅へ伺う時は
「御仏前」「御供物料」「御香料」等で
よいでしょう。
この場合は水引の付いた封筒でもいいようです。
色は、黄白でも白黒などでも
間違いでは有りません。
黒以外の色を使うのは、関西圏に多く、
「若干悲しみが薄れた」と言う意味合いで
最も深い悲しみの黒色ではなく
黄色を使うのだそう。
また、現金ではなく
菓子折りやお線香などを
お供えとして持参するだけでも充分です。
遠方から伺う場合、その土地の名産品などは
やはり喜ばれますね。
賞味期限の長い物を選びましょう。
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金額の相場は土地によりけり
御布施の相場についてまとめると、
*合同のお彼岸法要では3,000円~1万円
*個別法要では3万~5万円
*ご自宅で行う場合はお車代として
3,000円~5,000円
*各家庭・地域の事情があるので
要相談(最重要)
とくに最後の一文に尽きると思います。
実家が昔ながらの名士で~という家庭では、
恐らくこれ以上の額を包むでしょうし、
身近な詳しい方に聞くのが一番手早いです。
それに、お包みする金額は「気持ち」なので、
大雑把にいってしまえば誤りはないのです。
封筒の書き方の素晴らしい見本はこちら
『お布施 ○○家』と書いた白い封筒に、
適して当たり、
「適当な」金額を入れて故人を偲びましょう。
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