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お盆の飾りつけはいつ片付ける?

 2015/05/07 お盆
  41,714 Views

お盆という行事は
日本古来の風習のひとつです。
1年に1度、
ご先祖様が家に帰ってきて
過ごす期間のこと。

この期間にご先祖様をもてなし、
供養するのがお盆の目的となります。

当サイトではお盆に関する
さまざまな記事をご紹介してきましたが、

今回はお盆の片づけについて
まとめてみたいと思います。

片付ける時期や、
飾りつけの処分方法なども
詳しくご紹介します。

最後にまとめとして、
お盆の一連の流れも作りましたので

ぜひ予備知識としてお役立て下さいね!

 

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祭壇や精霊棚を片づける時期はいつ?

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祭壇や精霊棚を片づける時期は、
16日の午後送り火を焚く前になります。

送り火とは、
お盆にこの世に帰ってきた精霊たちが

またあの世に戻るために
お見送りをする習わしです。

送り火の時期は、
一般的に8月15日か16日です。

15日か16日の夕方に送り火をして
霊をお見送りします。

精霊棚の飾りつけの片づけは、
この送り火をする前に行いましょう。

 

関東の一部地域(東京・横浜など)や、
東北・中国・四国・九州地方では

お盆の時期が1ヶ月ほど早い地域もあります。

これらの地域では、7月13日に送り火を行い、
7月15日か16日の午後に片づけをします。

 

では次に、精霊棚の飾りの
それぞれの処分方法をみていきましょう。

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【出典 http://ameblo.jp/hanagaku01/entry-12051226639.html】

  • オガラの処分方法

オガラの燃え殻は水をかけて
完全に火が消えたのを確認してから
一般ゴミとして処分します。

本来は、川に流したり、燃やしたりして
処分するのが正しいやり方ですが、

地域によっては条例で
禁止されていることもありますので、

一般ゴミとして
処分されるのが無難かと思います。

 

  • なすの牛&きゅうりの馬の処分方法

お盆になるとなすときゅうりに割りばしをさして
作った牛や馬を見かけますよね。

これはご先祖様の霊があの世とこの世を
行き来するための乗り物です。

 

霊がこの世に帰ってくる時は、
「早く帰ってきてくれますように」

という思いをこめてきゅうりで馬を作り、
帰りは「ゆっくりのんびり帰路についてほしい」
という思いをこめて
なすびで牛を作って飾ります。

帰りに牛を使うのには、
背中にお土産などの荷物を

たくさん積んで帰ってもらいたい
という意味もあるのだそうです。

 

では、これらの野菜で作った馬や牛は
どのようにして処分すれば良いのでしょうか?

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食べ物なので
少し抵抗があるかもしてませんが、

塩をかけて捨てるというのが
ポピュラーな処分方法のようです。

可能であれば、川に流したり、燃やすか、
近くのお寺に持っていって
処分してもらうのが一番です。

 

  • ほおずきの提灯(ちょうちん)の処分方法

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精霊が迎え火や
提灯(ちょうちん)の灯りを頼りに

この世に帰ってくるといわれていることから、
ほおずきを提灯に見立てて
精霊棚に飾るという風習があります。

送り火が終わった後の処分方法は、
他の飾りと同様に
お寺に持っていったり、
川に流したりするのが望ましいですが、

規制が厳しくなっているので、
昨今では一般ゴミとして
捨てるご家庭が多いようです。

 

可愛らしいホオズキを
処分するのはもったいない!

そこでおすすめの活用法
ご紹介したいと思います。

使い終わったホオズキを1~2週間、
お水に浸けておくだけで
綺麗な飾りが作れちゃうんです!!

その名も透かしホオズキ
※ 夏場は水がにごりやすいので、
においがするときは

2~3日に1回お水を入れ換えてください。

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1~2週間後にはこんなふうになります。
中の実が透けてみえるのがとても綺麗ですね。

ぜひ皆さんも試してみてください!

片付けは8月16日の午後
送り火を焚く前に片付ける
飾りつけは一般ゴミとして処分する

 

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お盆の準備から片付けの一連の流れ


8月13日

①精霊棚(盆棚)や提灯、
オガラやなす、きゅうりの飾りつけをする
②お墓参りに行く
③夕方、迎え火を焚いてご先祖様を迎えます

 

【迎え火の焚き方】

準備するもの

1.オガラ
(花屋さん、ホームセンター、
スーパーで売っています)
2.焙烙(ほうろく)
3.マッチやライターなど
※焙烙がない場合は
陶器の小皿や耐熱容器などで代用しましょう。

 

炊き方

皿にオガラを乗せて、
マッチやライターなどで火をつけます。

焚く場所は玄関先や庭など、
燃えるものがない
安全な場所を選びましょう。

念のために、
バケツに水をはっておくと良いですね。

地域によっては、オガラではなく
ロウソクや松明(たいまつ)を
用いるところもあります。

 

8月14日~8月16日

④朝に御膳をお供えします。
お膳といっても難しく考えることはありません。
炊き込みご飯やおこわ、お餅やお団子、
そうめんなんかでもOKですよ。

日替わりでいろんなメニューを
お供えしてあげると
ご先祖様も喜んでくれそうですね!

時間があれば、
季節の野菜料理豆腐料理などを
一緒にお供えすると尚良しです。

 

⑤3日間の間にお寺のお坊さんに
お経をあげに来てもらいます。

お布施の準備をしておきましょう。
金額は5千円から2万円ほど。

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遠方から来てもらうときにはお車代として
5千円または1万円を添えましょう。

ただし、新盆、初盆では
3万円から5万円が相場になっています。

封筒は、無地の白い封筒を使います。

表書きは、「御布施」と書いても良いですし、
何も書かずに
お渡ししても失礼にはなりません。

裏には名前と住所を書いておきましょう。

 

8月16日

⑥精霊棚(盆棚)や提灯などの飾りを片づけます。
片付けが終わったら、ご先祖様をお見送りする
という意味でもう一度お墓参りに行きます。

 

⑦夕方に送り火を焚きます。
(焚き方は迎え火と同様です)

 

以上が、お盆の一連の流れになります。
飾りつけの処分方法は
当記事を参考にしてみてくださいね!

今回はお盆の飾りつけの片づける時期や
処分方法について
ご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

役立つ情報があれば嬉しいです!
ありがとうございました。

 

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emitaro

こんにちは♪
FLAT SPACEのメインライターのemitaroです。

季節の行事を私なりの視点でお伝えしていきます。
子供のころから絵を描くことや物語を空想することが大好きでした。
記事の中には私の描いたイラストや、オリジナルの物語を
動画でご紹介しているものもありますので、ぜひご覧ください!!

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