日本三大盆踊りの阿波踊りの掛け声はどういう意味?
徳島の夏の風物詩・阿波踊り。
速いテンポと軽快な踊りが魅力で、
聞いてみれば、参加した事のない人でも
「あぁ、これか!」と
ピンとくるかもしれません。
不思議な耳馴染みの良さと懐かしさのある
阿波踊りについて。
阿波踊りの掛け声「ヤットサー」の意味とは
まずはこちらをご覧ください。
壮観・・・!
こちらはカットなども入っていますが
躍動感あふれる映像です。
さて、大人数での踊りや
演奏に目を奪われがちですが
この踊りの中で
掛け声も聞こえるかと思います。
かの有名な
「踊る阿呆にみる阿呆、
同じ阿呆なら踊らにゃ損々。」も
阿波踊りの掛け声の一種です。
そして一番使われているように
思うのが「ヤットサー」。
「ヤットサー、ア、ヤットヤット」や
「ヤットサー ヨイサー」というように
様々な活用がみられる掛け声です。熱い。
意味は「ひさしぶり、元気だった?」。
阿波踊りの起源が諸説あるので
どうしてこの掛け声に
落ち着いたかはっきりとは不明ですが、
踊りながら発するにはには
ちょうどいい力強さです。
他にも「大変なことだが平気だぞ」という
大変ポジティブな意味の「エライヤッチャ」や、
アドリブ性の高い長めの掛け声もあります。
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阿波踊りには男踊りと女踊りがあります
先ほどの動画や、
ご自身で足を運んだ際に阿波踊りを見た方は
男女で振付のダイナミックさが違う事に
気付かれたかと思います。
驚くほど分かり易い男踊り解説動画
そしてこちらが女踊り解説動画
共通点はつま先から足を運ぶ前傾姿勢、
膝は曲げ気味にして腰を落とし、両手は上、
二拍子のリズムにしっかり乗る事です。
男女の大きな差は膝を開くか開かないか。
男性は豪快にがに股で
一歩を踏み出すのに対し、
女性は膝を開かず、
足を上げる際も支柱の脚に添うように。
男女とも、衣装にも合う良い振付ですね。
そして女性は指先を開いたり閉じたりする事。
指先までしっかり神経を
集中させたメリハリある動きが
芸術点を高めます。
徳島県内で多数開催
阿波踊りは徳島の
1か所で行われているのかと思ったら
そんな事は全く無いようで。
鳴門市や阿波市など、
徳島県内各地で行われているようです。
なかでも一番大きいのが
徳島市で8/12~15に行われるもの。
阿波おどり連が多数参加し、
大いに盛り上がります。
市によって開催日が異なりますので、
8月半ばの徳島に行けば
どこかで阿波踊りに巡り合うチャンスが
あるかもしれませんね。
そして徳島市のように
「にわか連で踊ろう!」という飛び込みで
みんなと一緒に踊れる企画がある事も。
参加費無料、
事前の申し込み不要、服装自由。
阿波おどりを全く知らなくても大丈夫!
という懐の深さです。
クリーニング代500円で、
ハッピも貸してもらえます。
折角の記念です、
参加なさってみてはいかがでしょうか。
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東京は高円寺から阿波踊りを想う
少しでも
阿波踊りの賑々しさが伝わったでしょうか?
参加してみたいけど
お盆は他の用事が・・・という方や
徳島遠いです!
という方向けにこんなイベントも。
東京高円寺阿波おどり
(画像は去年の公式パンフレットより)
1万人の踊り手と100万人の観客がJR高円寺駅他
周辺の開場に集結して踊ります。
本場とは日付をずらして行われるので
両方見る事も可能です。
踊らにゃ損損!
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