鼻水が止まらない!サラサラの場合にすぐできる対処法
冠婚葬祭で、大事な会議で、
人生を掛けた試験で…
地味ながら強力な
サラサラの鼻水という敵に
一度や二度と言わず襲われた方も
多いのではないでしょうか。
前日まで風邪症状もほとんどか無かったのに
急にでてくる鼻水の原因や、
ツボ押しなどすぐにできる対処法を
現在進行形で鼻水と格闘しながら
調べてみました。
これで鼻水との戦いで起きる
ストレスを軽減!
原因は風邪の初期症状やアレルギーなど
サラサラ鼻水の原因は主に二つ。
風邪のひき始め、
あるいはアレルギー性鼻炎です。
風邪の初期症状としての鼻水は、
体内に侵入してきた
細菌を鼻の粘膜でブロック。
体外へと追い出そうとした結果
出てくるものです。
アレルギー性鼻炎は
ハウスダストや花粉症が
有名ですね。どちらも厄介です。
こちらも異物を排除する動きという意味では
風邪のひき始めの鼻水と同じです。
長期的な対策として
風邪のひき始めならば栄養をしっかり摂り、
温かくして充分に睡眠をとるのが有効です。
そしてアレルギー性鼻炎の場合は
まず何アレルギーか、その原因を調べると
対策が取りやすくなります。まずは病院へ。
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更に「寒暖差アレルギー」
というものもあります。
急に寒くなった日には鼻水がたくさん出る、
という誰にでも起こるあの症状の事です。
アレルギー検査をしてもアレルゲンが無く、
風邪の様なのに熱が無い、
目も充血していない。
そういった物が血管運動性鼻炎、
通称・寒暖差アレルギーと
呼ばれているようです。
これは血管運動性鼻炎、という字面から
うっすらと察する事が出来る通り、
鼻の中の毛細血管が
広がって起きる症状。
鼻から吸い込む空気を暖めようと
血液を鼻に集中した結果、むくんだり
鼻水を出す腺にも影響を及ぼしてしい、
止まらないサラサラ鼻水が誕生します。
くしゃみ鼻水の強い味方に。
こんな強くてかわいい味方がいない場合は
別の対策をとるしかありません。
サラサラ鼻水をツボ押しで軽減!
そんな困った
サラサラ鼻水を止める方法をご紹介。
まずはツボ押しです。
鼻水を止める効果のある代表的なツボには、
目頭の脇にある
「睛明(せいめい)」(あるいは清明)や
犬歯の根本、左右の小鼻のくぼみにある
「迎香(げいこう)」があります。
指をこすり合わせて温めてから、
「睛明」は
親指と人さし指をあてて目頭をつまむように、
「迎香」は
人差し指と中指で鼻の両わきからはさむように
静かに押してみましょう。
実際にやってみたところ、
ぐっと詰められていた物を
外からこじ開けて開通させるような、
すっきり感がありました。
通りがよくなります。
サラサラ鼻水だけでなく、
苦しい鼻づまりの時にも役立ちそうです。
ストレスフリーへの近道は口
ツボ押しで随分と楽になりますが、
それでも止まらない時は、水の出番です。
口に少しだけ水を含んだ状態で、
待ちます。
暫くすると、鼻の中の鼻水が口の方へと
誘導されます。まさに呼び水です。
鼻から出すのが難しいなら
口から出せばいいじゃない、
というところですね。
ただしこれ、鼻づまりの時だと
呼吸がかなり苦しい事になります。
ツボ押しを終え、鼻で空気を吸える状態の時に
お試しください。
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片方からだけ出るのは何故?
時折ある
「片方の鼻だけ異常をきたす」という症状。
あれはいったいどういう現象なのでしょうか?
片方だけの鼻づまりを起こすのは、
鼻の中に水ぶくれなどが出来ていたり、
左右に隔てている壁が曲がってしまうなど
片方の鼻にのみ通りを妨げる
何かがあるから。
「上顎洞がん」という
副鼻腔にがんができる病の場合も
片側だけの鼻水、となりますが、
その場合はサラサラした鼻水ではなく、
血が混じる・黄色く粘つくなどの
症状ですので、
片側だけの鼻水だ・・・もうお終いだ・・・
などと悲嘆に暮れる必要はありません。
止まらない鼻水は無い
鼻水を止めるには
*目頭の脇「睛明(せいめい)」や 小鼻のくぼみ「迎香(げいこう)」をツボ押し *口に水を含む |
これらが有効です。
鼻水は悪いものを排除しようとする働きの為、
鼻水が全く出ないようにする、なんてことは
無理な話です。
風邪の初期症状かな?と思った時には、
温かくしてしっかりと睡眠をとる、
アレルギーならば治療して症状を和らげる、
等の対策を取りましょう。
おまけの小話。
アツアツのうどんやラーメンなどを
食べる時の鼻水は
その熱い湯気をそのまま
体内に取り込まないよう、
空気を一度冷やそうとする鼻水です。
湯気が鼻に入れなければ
分泌をグッと抑えられるようなので、
熱い物を食べる時に
覚えておくと便利ですよ。
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