低費用!初心者OK!10万キロ超えの車メンテナンス法は?
盆正月やGWは必ずと言っていいほど
数十㌔の渋滞のニュースを見かけます。
車は移動の足であり、
遠出の立派な相棒です。
特に走行数が
10万キロを超える相棒には
それなりのメンテナンスが
必要になってくるようです。
替えた方がいい物は「ゴム製部品」
10万キロを境に替えた方がいいと
されているものの筆頭が
「タイミングベルト」と呼ばれる
エンジンの部品です。
これはメーカーさんが
「10万キロ」と言っているので、
これ以上の無理をさせるのは危険です。
そんなタイミングベルトと同時に
交換をオススメしたいのが
「ウォーターポンプ」。
加熱するエンジンに冷却水を
循環させるためのポンプです。
タイミングベルトが
このウォーターポンプを動かしている場合が
多い為、作業効率的にも同時の方が楽です。
そして
「エンジンマウント」という部品も交換対象。
こちらはエンジンとボディの接続部分には
振動が伝わらないようにする、
緩衝剤のような部品です。
こちらは10万と言わず、
なんかガタガタ言うな?と思ったら、
交換をオススメします。
これらの部品の内、
「タイミングベルト」と
「エンジンマウント」には
ゴム製品という共通点があります。
日常生活で輪ゴムなどを
想像して頂ければいいのですが、
使えば使う程摩耗し、劣化していきます。
そして、ある日突然、
バチンッとはじけてしまいます。
車に使うゴムも同様です。
10万キロ頑張ってきたのなら、
それなりに劣化しています。
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10万キロ超えのメンテナンス費用は?
上記3つ以外にも、
替えておくと安心な部品がいくつもあります。
「初心者ok」の「初心者」を
「部品を取り扱った事は無いけれど
名前だけなら知っている初心者」
であると仮定して、
名前を挙げ連ねていきましょう。
*替えておくと安心な部品*
・燃料フィルター
・バッテリー
(2年に1回の交換が望ましい)
・オルタネータ
・スパークプラグ
(物によっては1~3年に1回点検を)
・ATフルード/MT・クラッチディスク
・サスペンション関連
(バネ系緩衝剤。
車検の時にタイヤの角度なども見てもらうが、
その際10万キロを待たずに交換する事も)
・ブレーキキャリパー
(ゴム製。5万キロでも危険)
・ブレーキローター
・ブレーキフルード
その他ゴムパーツ、熱や湿気、
錆びに弱いもの、
劣化して裂けやすいホース類、
目詰まりしやすいフィルターは
念入りに点検し、
必要とあらば交換してください。
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費用は10万キロのタイミングで
全部一気に替えるとなると、
かなり高額になってしまいます。
ちょっとずつ交換していく事を
お勧めします。
それぞれの車に合う仕様や
お値段もピンきりですし、
(タイミングベルトの部品代ひとつとっても
軽2,500円~普8,000円と差が付きます。
業者の手技料が付くと
20,500円~48,000円と更に拡大)
乗る人の命も懸ってきますし
適当な事が書けないので、
店頭やネットで
自分の車にあった物を要相談が良いかと。
因みにこれらちょっとしたパーツ、
例えばタイミングベルト交換を渋った結果、
エンジンまるごと交換で更に高額に…
なんて事がありえます。
小さなことからコツコツと。
日々の点検はどんなものがある?
さて、日々の点検ですがここでお役立ち。
車には取り扱い説明書と一緒に
「メンテナンスノート」と
いうものが付いてます。
10万キロ走行の車なら
もしかしたら購入が随分昔で
既に紛失…という事もありかも知れませんが、
車検証入れに入っていることが多いですし、
グローブボックスや
ドアポケットに入っている可能性あります。
日々の点検について図解付きで
詳しく書いてありますので、
是非参考になさってください。
時間は必要、しかし日々の点検費用は?
甲斐甲斐しく可愛がる愛車です、
お金がかかるのでは?
と、思われている方も
いらっしゃるかもしれません。
しかし、自力ならば
毎日かかるお金というのは発生しません。
掛かるのはお金ではなく時間です。
ちょっと様子がおかしい、
と思った場合に、
必要な箇所に、
必要なお金をかけて修理してください。
毎日の点検でわかる異常の内、
交換や追加が必要な物で
お金がかかりそうな物って言うと
・エンジンオイル(¥750~)
・バッテリーオイル(同上)
・ブレーキオイル(¥780~)
・冷却水(¥1,400~)
・ウォッシャー液(同上)
・タイヤ空気圧
(GSで無料サービスが多数。ありがたい!)
などでしょうか。
いずれも毎日必要という訳ではなく、
減っていたら、です。
値段も1回分ではありませんので、
あくまで目安程度に。
また、あまりに減りが早いときは、
異常が疑われます。
早めの点検をお勧めします。
エンジンルーム開けたら
砂汚れが酷かった人向け。
基本防水だそうですが、
どうしても水が気になる方は
大事な部品の上に
ビニールやタオルなどで更に水避けをして
自己責任で洗浄してみてください。
大事に乗って下さい。
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