知ってた?和歌山のパンダはレンタルなんです!
アドベンチャーワールドのパンダはレンタルってホント?
和歌山のパンダは
レンタルというと少し語弊がありますが、
和歌山にいるすべてのパンダが
中国の管理のもとで
飼育されていることは事実です。
どういうことかというと・・
昨年2014年12月2日に
和歌山県
白浜アドベンチャーワールドで誕生した
双子の赤ちゃんを例にとってお話しますね。
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まず、父親パンダの永明が中国で生まれ、
1994年にレンタルという形で
日本にやってきました。
そして母パンダの良浜との間に、
桜浜(おうひん)と
桃浜(とうひん)が生まれました。
※母パンダは
和歌山アドベンチャーワールドで生まれました。
中国からやってきた父親パンダとの交配によって
生まれた子供パンダたちはみんな
中国のパンダということになります。
日本で生まれて育っても、
時期がきて中国から要請がくれば、
引き渡さなければなりません。
過去にも、アドベンチャーワールドでは、
永明と良浜との間に
双子の兄妹パンダ
(梅浜メイヒン♀と永浜エイヒン♂)
が生まれましたが、
4年半後の2013年に中国へと返還されました。
父親の永明はものすごく
良い遺伝子を持ったオスなので、
子供たちにも
良い遺伝子が引き継がれているということで
永明が交配できるうちに、
出来る限り多くのパンダを
出生させたいという考えだそうです。
世界中でパンダの数を増やしていくためには
大切なことですね。
そんな思いがこめられ、
子共パンダたちが育てられます。
成長したパンダは中国に帰ってから
交配をして自分の家族を作っていきます。
繁殖、出産を繰り返していくことで、
パンダの家族を
増やしていってくれるということです。
中国も日本もパンダの飼育が上手なので、
お互いにパンダを
効率よく交換し合いながら繁殖し、
お互いの国家の
観光やレジャーを発展させるのに
協力し合っているというわけです。
【動画】元気でね・・中国に帰っていく梅浜と永浜
そんなわけで、
大人になったパンダは
順番に中国へと旅立ちます。
和歌山県のアドベンチャーワールドで誕生し、
皆に愛されながら元気に育った
梅浜(めいひん)と永浜(えいひん)も
4歳半になった年(2013年2月)に、
中国に帰っていきました。
日本を離れる直前、
アドベンチャーワールドでの公開最終日に
梅浜と永浜がじゃれあう姿をおさめた動画が
ありましたので共有させていただきます。
▲梅浜と永浜の最後のコミュニケーション
このあと2月26日に
2頭は中国へと帰っていったと報道されました。
オス♂パンダなら出世・・
メス♀パンダなら嫁入り
みたいな感じでしょうか。
それぞれが成長して
巣立っていくおめでたいニュースですね。
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パンダのレンタル料金公開!気になるお値段は?
ところで、気になりませんか。
パンダのレンタル料金・・
レンタル料金という表現が良いか
どうかわかりませんが、
中国からパンダを借りるための金額を
公開したいと思います。
2011年、東京都の上野動物園が、
中国から2頭のパンダ、リーリーとシンシンを
借りるためにかかった費用は、
なんと・・
年間1億円・・でした!
正確には95万ドルということです。
2011年当初は円安で9200万円相当でしたが、
現在の1ドル=119円で換算すると・・
113,050,000円になりました。
1億円以上です。
上野動物園のパンダは頻繁にニュースになり、
観光客も多く訪れますが、
このレンタル事情を知って納得しました。
一方、白浜のアドベンチャーワールドの
観光PRに関しては
ややのんびりしているところを見ると、
多額のレンタル料を
支払っているわけではなさそうです。
その代わり、父親の永浜をレンタルする際に、
生まれた子供の所有権など
厳しく取り決められています。
遺伝子を引き継いだ子供パンダを、
責任を持って健康に成長させ、
中国へお返しするという約束をしているのです。
昨年生まれた
桜浜(おうひん)と桃浜(とうひん)も
数年後に中国へと帰っていくのでしょうか。
少しさみしい気もしますが、
新しい家族が増えて
パンダの王国が栄えていくことを思えば
喜ばしいことですね!
他にもパンダの記事を書いていますので
ぜひお立ち寄りくださいませ!
和歌山のパンダ出生率は
世界トップレベル!!
ゆるキャラわかぱん情報も
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました☆
余談ですが、
アドベンチャーワールドのパンダに
関する面白そうな本があったので、
紹介させて頂きますね(*ΘェΘ*)
←パンダです♡笑
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