仏壇のお供え物で果物を持ってく時に注意する3つのポイント
皆さまこんにちは!
今回もお供え物のマナーについて
ご紹介していきたいと思います。
これまでは、
仏壇にお供え物を供える置き方や向き、
お菓子の選び方
についてまとめてきましたが、
今日は、お仏壇のお供え物で
果物を持っていく時に
注意するポイントを3つご紹介します。
それではさっそくスタートです!
この記事に書いてること♪
① お供え物の果物は奇数
果物を詰め合わせ、
盛り合わせで贈る場合は数を
奇数にそろえるというマナーがあります。
果物屋で詰め合わせや
セットになったものを購入すれば
数を合わせてくれているので安心ですが、
お供え用の商品ではなく、
地元特産の果物を贈る場合は
個数に気をつけて購入しましょう。
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② のし紙の選び方と表書き
- 箱入りの果物
箱入りの果物の場合は、
箱に熨斗(のし)をつけ、
その上に包装紙で包んでもらいます。
持っていく時は、
風呂敷やビニール風呂敷に包んでいき、
お渡しする前に風呂敷を取り、
自分のカバンに仕舞いましょう。
- 熨斗(のし)と水引きの選び方
四十九日まで | 黒白の結びきり (関西の一部地域は黄白)がプリントされているもの |
四十九日以降 | 黒白 または双銀の結びきりがプリントされているもの |
- 熨斗(のし)の表書きの書き方
【出典 http://www.miwasoumen.com/contents/noshi/】
表書きには「御供」または「粗供養」と書き、
下段に贈り主(みなさん)の名前を書きます。
夫婦で贈る場合は
夫の名前をフルネームで書き、
妻は名前のみを、
複数の連名で贈る場合は、
目上の人の名前を右から順番に書きます。
5名以上になるときは、
『○○一同』と書くのが良いでしょう。
お盆に帰省できない、
法事に出席できない場合は、
必ず前日までに届くように
お供え物を送っておきましょう。
お供え物におすすめの果物の選び方
お供え物には
どんな果物を選べばよいのでしょうか?
りんごや桃、メロン、
パイナップル、スイカなど、
おすすめの果物はたくさんありますが、
やはりここは、
故人の好きだったものを
選ぶのが一番だと思います。
逆におすすめできない果物としては、
あまり日持ちのしないバナナ、いちごなどです。
『日持ちしないから早めに食べてくださいね』
と気軽に言える間柄でしたら、
いちごもOKですし、
バナナの入ったフルーツギフトも
大変喜ばれると思います。
- カゴ盛りの果物
箱ではなく、カゴやバスケット型の
入れ物に盛られた果物には
短冊の熨斗(のし)を使います。
水引きの代わりに、
黒白や銀のリボン、
地域によっては黄白のリボンを
かけてもらうこともできます。
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③ お供え物の置き方は?向きや位置について
戴いたお供え物は、
皆さんから見て正面に向くようにお供えします。
正式なお仏壇なら、
上段、中段、下段に分かれているので、
お供え物は中段にお供えするのが
マナーになりますが、
自宅でお盆の供養をする場合は、
小さな床の間に簡易なお仏壇に、
折りたたみ机や棚などが
置いてあることが多いと思います。
そんなときは、
お仏壇の手前にある折りたたみ机や台、
棚などにお供え物を置きましょう。
ここで、どこか懐かしい日本の夏の風景を・・
こんな素敵な動画をみていると、
季節や風景、場所によって
時の流れ方がちがうように感じますよね。
皆さん、日本の夏はお好きですか?
お供え物の渡し方~渡すときの言葉&戴くときの言葉~
お供え物を持っていく側の人が、
勝手にお仏壇にお供え物を供えることは
マナー違反になります。
お渡しするときは、
「些少(さしょう)ですが
御仏前(ごぶつぜん)にお供え下さい」
と言って両手でお供え物を持って
施主様にお渡しします。
施主側の方はお供え物を戴いたら、
「ご丁寧に恐れ入ります・・」
と言って受け取ります。
戴いたお供え物は、
置く位置や向きなどに
気をつけてお供えしましょう。
こうした言葉のやりとりは、
地域の慣習によって違いがありますので、
皆さんの地域に合った挨拶の言葉を
リサーチしておくことをおすすめします。
その地域に長く住んでいる親や
おばあちゃん世代の方に
確認できると安心です。
ちなみに使える豆知識として、
このような言葉のやりとりをする場合は、
あまりハキハキと元気よく言葉を発音しない
ということがポイントになります。
頭を下げ、視線を合わさず、控えめに、
少しトーンを抑えて話すようにしましょう。
今回はお盆や法事で
お供え物に果物を選ぶときの豆知識や
マナーをご紹介しましたが、
いかがでしたでしょうか。
お供え物選びは多少のマナーはありますが、
食べ物ですのであまりマナーにとらわれず、
故人が好きだったものや
施主様のご家族が好きなもの、
家族構成を考慮するなどして、
一番喜んでもらえそうなものを
柔軟に選ぶのが良いと思います。
ありがとうございました。
最後に、こちらの本も一緒にご参考になさってください!
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