犬の避妊手術後の注意点!食事はどうする?
あなたの愛犬は
避妊手術を済ませていますか?
犬の避妊手術は、
不要な繁殖を防ぐため
愛犬の健康を守るため
問題行動を解決するため
必要な処置です。
そこで、この記事では
避妊手術を受けるときに気になる
避妊手術後の、
- 注意点
- 愛犬の気になる行動
- トイレ事情の変化
- いつから運動できるのか
- ドッグフードの選び方
をお伝えします。
必要な手術と言っても、
全身麻酔したり
メスを入れたり・・・
けっこう大がかりな手術なので
心配な点もたくさんありますよね。
私も愛犬の避妊手術のとき
不安な気持ちで待っていたことを
覚えています。
その気持ちを思い出しながら、
大変な手術のときに飼い主さんが
愛犬にしてあげられることを
あなたにも伝授します!
この記事に書いてること♪
犬の避妊手術後に気になる注意点とは?
愛避妊手術というのは
基本的には若いうちに済ませるので、
これが初めての手術だという人も
少なくはないですよね。
経験がなく右も左もわからないと、
どのような行動をとるのが正しいのか
悩んでしまいます。
ここでは術後の注意点を、
抜糸するまでの期間に
限定してお伝えしますね。
犬の避妊手術後の安静期間はどれくらい?
避妊手術後1週間ほどは
縫合した傷口が開かないように、
安静にさせる必要があります。
安静期間中は、
獣医師の判断によって違いはありますが
普通に散歩したり
自宅内を自由に移動したり
飼い主さんに抱っこしてもらったり
日ごろと同じように動いても
問題はありません。
ただし、お風呂に入れたり
走り回ったりするなどの
激しい遊びは避けましょう。
散歩中も、むやみに屋外で寝転がったり
興奮して走らないように
注意しないといけません。
抱っこするときも傷口を
押さえたりしないように
注意してくださいね。
1週間は様子を見て、愛犬に問題がなければ
以前の生活に戻しても大丈夫でしょう。
犬の避妊手術後の抜糸のタイミングはいつ?
傷口は、1週間程でくっつくので
避妊手術後から抜糸までの期間は
どの動物病院もだいたい7~10日に
設定されることが多いです。
手術直後は、
皮膚がくっついているように見えても
完全にはふさがっていないので
刺激を与えないようにしてくださいね。
エリザベスカラーやマナーパッドで
犬が傷口を舐めないようガードしましょう。
では、ここからは愛犬自身の
行動や健康面の変化を解説します。
まずは行動の原因からどうぞ!
犬の避妊手術後の気になる行動とは?
避妊手術後は、愛犬がいつもとは違う行動を
とることもあります。
ここでは、よくみられる行動の変化を
いくつかご紹介します。
1.歩かないのはどうして?
避妊手術後、
愛犬が歩かないことがあります。
犬もはじめての避妊手術で
ストレスや疲れを感じていたり、
傷口や糸の突っ張りなどが気になって、
歩かなくなる子がいるようです。
だましだまし抜糸を待つしかありませんが
あまり痛がって歩けないようなら
病院の予約の日を待たずに
獣医師に相談してくださいね。
2.暴れるようになった
避妊手術後、犬の性格が変わったように
凶暴化して暴れるようになることがあります。
これは、手術の不安や、
飼い主さんと離れて怖い目に遭ったことでの
一時的なストレスや、
ホルモンバランスが急激に変化することでの
一時的な性格の変化によるものです。
多くの場合は数日すれば元通りになりますが
手を付けられないようなら
プロのドッグトレーナーさんに
相談してみましょう。
3.震えている
これも、極度の緊張やストレスで
起こることが多い状態です。
他にも避妊手術後に着る服に
敏感になっていたり、
痛みや、ガーゼや包帯がついているのが嫌で
震えてしまっている場合もあります。
同時に呼吸が荒くなることもありますが
ほとんどの場合は健康的な問題はないです。
ですが、何か手術とは関係のない
ほかの病気の可能性もあるので
様子を観察しておかしいと思ったら
すぐに病院へ連れて行きましょう。
4.痒がる
あなたも、
傷が治りかけのときに痒くなった
という経験はありませんか?
犬も同じで、
避妊手術後の傷口を痒がると
ペロペロと舐めてしまいます。
傷口を舐めていると、
治るのに時間がかかったり、
傷口が開いてしまったり
感染症を起こしてしまうこともあるんです。
先ほどもお伝えしたように、
不自由で可哀想ですが
抜糸まではエリザベスカラーをして
舐めないようにしてあげてください。
5.食欲がない
避妊手術後は、個体差がありますが
食欲がなくなる犬が多いんです。
やっぱり、ストレスや疲れ・痛みで
ご飯を食べることにまで気がいかない、
それよりもゆっくり体を休めたい
といったところでしょうか。
時間の経過とともに、
だんだん食べるようになりますが
それまでは愛犬の好きなものなど
食欲をそそるフードを用意してあげましょう。
ドッグフードの選び方やオススメは、
後ほど詳しくご紹介しますね!
犬の避妊手術後の気になるトイレ事情
では、次はトイレ事情の変化についてです。
避妊手術後、
トイレに関する変化が
起こることはすごく多いんです。
愛犬にも起こる可能性があるので、
しっかり対処できるように
確認しておいてくださいね。
1・トイレをしない
避妊手術後、もっとも多いのが
愛犬がトイレしない
ということです。
犬自身はおしっこしたい、
うんちしたいと思っていても、
痛みやストレスで出ないのです。
何度もトイレまでは行ってみたり、
ポーズをとってみても、
結局出なくて諦めてしまうことも。
ですが、
おしっこはすぐに出るようになることが多い
ので心配ありませんよ。
あまりにいつまでもしない時は
一度獣医師に相談しましょう。
2.血尿が出る
避妊手術後の血尿の原因は、
膀胱炎によるものです。
ストレスを強く感じたり、
上記のようにトイレしないなどが原因の
犬の膀胱炎はよくあることです。
注意が必要なのは、
体の内側、子宮を縫合した糸が
子宮内に入ってしまっているときです。
血尿として症状が出るまで気付けず、
しかもおしっこに血が混じるなんて
飼い主さんもびっくりしますよね。
膀胱炎でも糸が入っている場合でも
基本的に止血薬や抗生物質で良くなります。
それよりも、飼い主さんがパニックになると
愛犬にも伝わってしまうので
落ち着いて行動できるようにしましょうね。
3.トイレを失敗してしまう
犬の避妊手術後のトイレのお悩みで
トイレを失敗するようになった
というのもすごく多いです。
トイレの失敗の原因は
やっぱりこれも、
ストレスが大きく関係しています。
粗相の掃除は大変ですが、
愛犬を精神的にケアすることでしか
サポートできません。
中には尿失禁を引き起こす場合もあり
引き続き、観察は必要です。
4.下痢になる
犬が避妊手術後に下痢になる原因は
一時的な強いストレスで
胃腸が弱ってお腹を壊してしまう
ということが考えられます。
なるべく、消化を良くするために
フードをふやかしたり、
犬にとって消化の苦手な
穀物の含まれていないフードを
あげると良いでしょう。
また、術後に処方された薬が
体に合ってないということも考えられます。
その場合、長期間下痢が
続いてしまうこともあるので
獣医師に相談して
整腸剤などを投与しましょう。
5.便秘気味になる
これも、最初のトイレをしない時と同じで
痛くて力めずうんちができないのでしょう。
多くの場合は2~3日中にでるのですが
何日も出ないならお腹をさすってあげたり
肛門を優しく刺激して
排泄を促してあげましょう。
犬の避妊手術後の運動はいいつからできる?
犬の避妊手術後、
短くても1週間は運動を控えましょう。
手術で受けたストレスを
解消させてあげたいところですが、
傷口が完全にふさがらないうちは
ゆっくりと歩いて散歩する程度に
とどめてくださいね。
また、手術当日や翌日は、
まだ疲れが残っている場合もあるので
無理に散歩に連れ出したり
しないようにしましょう。
犬の避妊術後に気を付けたいドックフードの選び方とは?
犬の避妊手術後は、
今までの食事ではエネルギーが余ってしまい
太りやすくなる、といわれますよね。
確かに今まで
発情や生殖機能を維持するために
使われていたエネルギーを持て余して
肥満気味になる子も多いですね。
だからと言って、
無理に食事制限すると
健康に生きるために必要な栄養まで
制限してしまうことになります。
避妊手術後用のフードもありますが、
安価なものは穀物多めにして
カロリーを減らしているに
過ぎないのです。
もちろん、そのすべてがそうだ
とは言いませんけどね。
今まで食べていた栄養満点の総合栄養食の、
食べる量を少しだけ減らして
術後に適正なカロリー摂取量に
してあげましょう。
避妊手術後の摂取カロリーは
以下の計算式で求められます。
「体重」の所を愛犬の数字に
当てはめて計算してみてください。
これは、あくまで目安なので
運動量や愛犬の健康状態で
細かく調節しましょう。
術後にもおすすめなドックフードはある?
出典https://www.mogwandogfood.co.jp/cart
私の選んだ、
避妊手術後の犬にオススメのフードは
【モグワン】です。
モグワンは、カナガンの輸入代理店
レティシアンとカナガンのスタッフが
開発したドッグフードです。
人工添加物・穀物不使用
愛犬にとって大切なたんぱく質も50%以上と
栄養面でとても優れています。
皮膚トラブルや涙やけ、
足腰のケアもしてくれるので
これからも元気でいて欲しい
大切な愛犬にぴったりです。
今なら最大20%OFFです。
まとめ
避妊手術後の注意点、覚えましたか?
犬も人と同じで個人差(個体差)があり、
術後も変わらず元気いっぱいの子も
たくさんいます。
でも、だからこそ
愛犬の様子が変わってしまうと
戸惑ってしまうものです。
でもいちばん、しんどい、不安だった
頑張ったのは、愛犬自身です。
過度に不安になって、
愛犬にまでその不安な気持ちを
伝染させるのはよくありません。
飼い主さんは、ドンと構えて
愛犬がゆっくりと体を休められるよう
付き添ってあげてくださいね。
では、最後に
避妊手術後の様子を撮影された
動画を見てみましょう。
傷が痛いのか少ししんどそうですね。
でも、みんな通ってきた道なので
心配しすぎないようにしましょうね。
私は不安になりすぎて、
どっと疲れてしまいましたから。